ケアマネさんの言葉をスマホで調べてみたら認知症薬に詳しくなったはなし

今日のデイサービスの職場にて。ケアマネさんが、「○○さん、ドネペジルが10ミリグラムに増えました」と報告してくれた。私は「ドネペジルって増やしていってMAXで10でしたっけ?」ケアマネさん「いや15です」と。せっかくなのでドネペジルについて調べてみました。

ドネペジルは薬の一般名。商品名はよく聞く「アリセプト」。3mgからスタートし、1~2週間で5mg、4週間で10mgでMAXとのこと。、、ケアマネさん、間違ってますよ!鵜呑みにせず自分で調べる重要性。 ドネペジルはアルツハイマー型認知症だけでなく、レビー小体型認知症の治療にも。

他の認知症治療薬はどうだろう? 商品名レミニール(一般名ガランタミン)8mg/一日を4週間→16mg/一日→最大24mg 商品名メマリー(一般名メマンチン)5mg→1週間に5mgずつ増→20mgまで。

ふと、アリセプトの語源は?と気になった。アリセプトは、エーザイの杉本八郎博士が開発。なんと日本発なのですね。 アリセプト(Aricept)は、 アルツハイマー(Alzheimer)と受容体(recepter)から。 アセチルコリン作動性受容体を阻害する、という作用の仕組みが名前に含まれてるんですね。

レミニールは?REMINYL、記憶するrememberから。かなりざっくりとした命名だけど分かりやすい。これはジョンソンエンドジョンソンが開発。ちなみに一般名のガランタミンは、スノードロップ、ヒガンバナ、スイセンなど多くのヒガンバナ科の植物に含まれているそう。ガランタミンという名前は?スノードロップの学名ガランサスから来ているっぽいですね。

認知症薬で唯一のブレーキ系、メマリー(メマンチン)は?これは語源が見つからなかった。ドイツの会社が開発、日本では第一三共が販売。でも、これはメモリーmemoryから来てそうだなあと、予想。 (どなたかご存じの方いたら教えてください)

(薬の情報などは認知症ねっとの記事などを参照しました。)

普段から勉強する時間ない!と思うけど、ちょっとしたことをスマホで調べてみると色々分かりますね。また、看護職やケアマネに言われると、正しいはずだという思い込みが介護職である私にはありました。今回調べてみて、あっ、ケアマネさんも間違うことあるんだ!と気づくことがありました。こういう知識を積み重ねていくことで、介護職の地位向上につながるかも? いや知識というか、ただの雑学の可能性が、、、(笑)

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